先日、都内の介護付き有料老人ホーム内で、演目の解説をはさみながら、舞わせていただきました。
入居者様がお客様。わたくしたちの着物姿に、怪訝なご様子。わたくしも、なんともいえない緊張感。
とはいえ、音がなれば、わたくしは、手足が動きますから。自然に、笑顔になります。
選んだ演目は、『京の四季 春と夏』お酒のんで、ほろ酔い気分で浮かれ浮かれ〜
お客様も、いつの間にか、にこやかに。
人が言葉を話すはるか前から、音楽があり、踊る身体が発達していたのです。現代は、言葉に頼りすぎていると思いませんか。
音楽と笑顔、そして、踊る身体で、十分に人間は通じ合うことができます。
SNSが普及し、身体使わずとも、世の中が動く時代になったとしても、わたくしは、自身の身体の感覚を覚えておきたいと思います。
スマホ前に、脳だけを活動させるのではなく。